2020年9月30日（水）から10月4日（日）に耶馬溪アクアパークにて開催を予定していた「第66回桂宮杯全日本水上スキー選手権大会」は、中止とさせていただきます。

大会組織委員会は開催に向けて準備を進めていましたが、全国的に新型コロナウィルスの感染拡大に対する懸念が続いており、早期に回復する見込みも立てられないため、開催地の関係者と協議をさせていただき、この判断に至りました。そして、8月28日（金）に開催された「日本水上スキー・ウエイクボード連盟理事会」に報告し、中止が承認され、このお知らせとなりました。

国内水上スキーの最高権威の競技会であり、65回開催されているこの大会を中止することには、理事会も、大会組織委員会も、大変残念に思っています。しかし、連盟として、感染拡大に対する懸念には十分に配慮しなければなりません。選手、役員、関係者、地元のみなさんを守らなければいけません。ゆえに、連盟は団体としての適切な倫理感に従い、開催中止を判断しました。会員のみなさん、関係者のみなさまには、どうかご理解をいただきますようお願い申し上げます。

なお、全日本大会は国際大会の選考会を兼ねています。大会中止により選考会の役割は出来ませんので、2021年の国際大会への選考は、IWWFの対応や各国際大会のブリテンを確認したうえで、2021年の日本代表チームの監督と選考委員会にて選考方法を検討する予定です。

また、スキーヤーのモチベーションを少しでも盛り上げるべく、連盟事務局では「ビデオ競技会（仮）」として、採点が出来る環境で各自が滑っている動画を集めて、その演技を採点して公開するなどを検討しています。詳細は9月中旬ころまでにお知らせしますが、スキーヤーのみなさんには、今シーズン中のパフォーマンスを動画に収めて、アップできる準備をいただければ幸いです。こちらもどうぞよろしくお願いします。

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